クロスロードダイヤモンドの＠ツヂです。
推しの子という漫画と、
パラレルパラダイスという漫画が
去年から好きだ。
推しの子は、
転生したら推しの子供だった件
というベタなギャグ漫画かと
思ったら芸能関係の裏側や
サスペンス要素などもあって面白い。
パラレルパラダイスにいたっては、
もはやギャグ漫画ともいえるほどに
交尾をするえろ漫画で楽しい。
その推しの子の作画の、
横槍メンゴ先生と
パラレルパラダイスの
岡本倫先生がタッグを組んだ漫画、
君は僕の淫らな女王
というものがあるというのを
知って買ってみた。
君は僕の淫らな女王
まずはこの１コマでわかるように
どこか狂っているセリフが
現れるのが特徴。
多少キツめのエロが入っている
ギャグ漫画と思っているんだけども、
やはり話を作っているのが、
奇才岡本倫先生だけあって
このようなセリフが出る。
バイト行く前にりりまるからこの画像送られてきました。助けてください pic.twitter.com/BPHjaAdT5e
— 死亡 (@h7f_tan) November 29, 2014
着床したいのぉ・・
いまだかつてこのような、
セリフのエロがあっただろうか？
AVでもないと思うぞ。
話の内容としては、
学園一の高嶺の花の女の子と
冴えない主人公の話というベタな
それはもう何度も使い回された
ベタな設定。
しかしそれをなんかよくわからない設定で
無理やりエロにつなげるのが奇才、
岡本倫先生の奇才たるところ。
清純な主人公の女の子を、
理性を無くさせて
着床したいのぉ・・
を言わせるために、
おまじないで願いごとが叶う。
その代償として自制心＝理性がなくなる
という設定でやってのける。
その設定があまりにもさらっと
何も疑問もなく提示されてしまう
というところがギャグ漫画たるところ。
#パンツでもしゃぶるか pic.twitter.com/IrvtvYrzz8
— まるじゅ (@mmtrkjw) December 19, 2013
頭脳明晰で容姿端麗な美麗な
ヒロインがどんどん過激にエロくなり
「パンツでもしゃぶるか」
というような名言を言わせるあたりが
この漫画の独特さだろう。
ちなみに
無理やり言わされてるわけでもなく、
このヒロインの女の子は、
もともとがとんでもなくエロ娘という設定。
そしてこの漫画をギャグでエロいけど
気持ち悪くさせないのが横槍メンゴ先生の
この独特のふわっとした女の子の絵。
きれいで読みやすい。
さらにかわいらしい。
推しの子で見た
かわいらしい絵で、
奇才のエロ話を
描くのを読みたい！
と思ったので正直これを買った。
いや、すまん。
有名な人がエロ描いてたら、
そりゃあ、
どれどれ。
って読みたくなるだろ？
かの手塚治虫も酔っ払ったときに
えっちなウランちゃん
を描いてしまい、
担当が回収をするという話も
どこかで読んだことがあるし。
yasuがラルクをカヴァーしたら
そりゃあ、
って聞いてみたくなるだろ？
それと同じである。（断言）
君は僕の淫らな女王は２巻で終了
ちなみにこの漫画は2巻で完結で、
１巻で最初は終わったぽく、
２巻目は数年後にアンコールで
連載され追加されたぽい。
１巻のラストの話は、
二人がハッピーに結ばれるという
良い感じで終わっている。
まあけっきょくいたすわけだが、
良い流れだし好きなシーンだ。
２巻は１巻に比べると
ギャグ漫画成分が多め。
発情してしまった彼女を
いかにしてうまくごまかすか？
（発情して後悔する図）
というエロとギャグを結びつける
妙な展開になっておる。
しかしながらこの漫画の話を
作っている奇才岡本倫先生の、
とにかく
欲情する女の子を描く
という手腕が面白すぎて、
この漫画は
エロを通り越して
ギャグなのを
声を大にして主張をしたい。
パラレルパラダイスではその手腕が
存分すぎるほど発揮されているのだけども。
パラレルパラダイス以前に発表された
君は僕の淫らな女王ではその前夜的な
手腕が発揮されている。
結局、発情して求めてしまうという。
面白くて好きなんだけども、
こういうものを面白がる、
こういうものを表現する、
ということに関してフェミニズム的な
自己主張が激しく彼氏が
ずーーーーっといなさそうな女性の
目の敵にされないか心配である。
ということで面白いので、
ぜひどうぞ。
新品はあまりないので、
アマゾンで中古とかだと１円。
おれはメルカリで美品を
５５０円で購入したぜ。