第二回ということで、
今回はメタルっぽい要素の
ギターソロについて。
第一回はこちら。
メタルのギターソロというと
速く弾く。
ってうのがあると思う。
2:20秒あたりのギターソロで
ドリルにピックを付けた道具で
高速ピッキングをするライブ動画。
Mr.BIGってバンドが昔、
ドリルにピックを貼り付けて
超高速ピッキングしたのは
結構有名な話。
その人が
イングヴェイ マルムスティーン。
通称インギー。
Mexico!!! Yngwie Malmsteen will be doing a exclusive Master Class clinic March 3rd! pic.twitter.com/idhpsES5gR
— Yngwie J. Malmsteen (@OfficialYJM) January 4, 2018
スウェーデン出身。
マルムスティーンというのは
銀の鉱脈という意味で
祖先は銀鉱山を発掘したらしい。
それの鉱石で伯爵の爵位があるらしい。
昔はかなりのイケメンで、
超かっこよく
「王者」とも言われている。
今は太って、
「豚」とも言われている。
性格はとにかく「俺様気質」であり、
バンドメンバーをよくクビにする。
名言が多数あり、
観客はお前の歌を聞きに
来ているんじゃない
オレのギターを
聞きに来ているんだ。
とヴォーカルに言い放つなど
キャラクターとしてもかなり優秀な人。
イングヴェイマルムスティーンの
名言集まとめがあるので
その秀逸なキャラクターを知ってほしい。
matome.naver.jp/odai/2137724974205008101
イングヴェイマルムスティーンの音楽性
メタル、ハードロックに
クラシックの要素を本格的に混ぜ込んだ、
「ネオクラシカル」
というジャンルを創設した人。
ようはクラシックでいうヴァイオリンの
高速フレーズをエレキギターで弾く、
というようなことをやり始めた人。
彼が出てくるやいなや、
全世界的に高速ギタリストが
ニョキニョキ出てきた。
彼のすごいのところが、
決してブレない。
ということだ。
頑なに自分の音楽を延々と作り続けている。
そのサウンドは
80年代の音作りであり、
誰も彼に文句は言えない。
※一言でいえば、めっちゃ古臭い。
ネオクラシカルの旋律
彼はアルペジオを高速で弾く、
いわゆる「スウィープ奏法」というのを
開発したすごい人。
とにかく彼の屈指の名曲、
「Far Beyond the sun」を聴いてほしい。
これがネオクラシカル。
歌入りで有名なのがこれ、
「RISING FORCE」。
メタル特有のクサいメロディ
そしてこれをもっとクラシカルにしてコード進行もグッとくるようになると
いわゆる「クサい」という表現になる。
クサいというのはメタル特有の言い方で
抒情的というか、雰囲気が湿っているというか
とにかく「感じろ!」としか言えない。
具体的にはこの曲。
サンホラのmother。
BABY METALの
イジメダメゼッタイのイントロもクサい。
ちなみにAcid Black Cherryの
yukkyのギターはクサい。
クサいメロディ=クサメロ
というんだけども、
アニソンなんかに結構多い。
大げさな哀愁、
やたらメロディアスなものを
クサメロという。