映画

映画「そして僕は途方に暮れる」で香里奈とgacktが似ている

 

ども、
クロスロードダイヤモンドの@ツヂです。

そして僕は途方にくれる

という映画を観ました。

 

事前情報は「演劇を映画化した」ぐらいの
事前情報で今回は観ました。
結論から言うと

「なんか文学ぽい終わり方したので映画ぽくないな」

ていう感じ。
あとご時世柄なのか、

「主人公ってADHDとかそっちの人だよね?」

ていう感想を持った。
あと香里奈が昔のgacktそっくり。

いやマジで似てるのよ。これ。
で、こういう話自体は割と好きなほうで、
大江健三郎とかああいう感じの
終わり方する。

 

まあ読んだのって高校生の時だけども。
※なぜか実家にあった。

 

意外だったのがジャニーズの
キスマイの藤ヶ谷くんがしっかりと
役者をしていたってこと。

 

しっかりっていうか、
藤ヶ谷くんのこと全く知らん。
藤ヶ谷くんっていうと
知り合いみたいだけど。

 

ジャニーズは伝統的にみんな
くん付けで呼ぶのでとりあえず藤ヶ谷くんで
通そうと思う。

 

藤ヶ谷くん演じる「裕一」が
逃げて逃げて逃げまくるていう
話なんだけどこういう風に言うと、
逃避行みたいなイメージあって
えらく遠くまで行ってしまう感じするけどそうではなくて。

 

まあ実際東京から北海道まで
移動はするんだけども、
よく知らない土地まで行くのではなくて。

 

バイト先の先輩のところとか
後輩とか友達とか
実家戻ったりとリアルで自分の身辺を
逃げるていう感じだった。

 

なので逆に人によっては
リアリティがある話かもしれない。

 

「うわヤベ~」
ってなってさっさと逃げ出すシーンは
何度も観るとなかなか裕一っていう
人間性を実に分かりやすく伝えてくれる。

 

そういう意味では藤ヶ谷くんは
良い役者なんだろう。
※役者のことはよく知らない。

 

逃げて逃げてその先に、
マジで途方にくれて最後は良い感じに
なるんだけどもやっぱ途方に
くれる流れなんだけども。
ラストはなんとなく予見してしまった。

観ながら。

 

まあそんなもんだよね。と。
よくある話だよね。
経験はしたことないけど。

 

前田のあっちゃんがラストに

「そこは逃げていいですか」

ていうシーン。
あそこがすごい印象的だった。

 

藤ヶ谷くんもあっちゃんも
「そして僕は途方にくれる」の
舞台からの引き継ぎでのキャスト。

 

なので演技しなれているのだろう、
なんだか非常にしっくりとくる演技だった。
どこかのインタビューで

「監督が言う女性像にかなり寄せた」

そうなんだけども。
なんかああいう女性、
いそうでいなさそうなよく考えると
不思議な感じの役かもしれないと
今はなんか思う。

 

映画の最後は歌舞伎町に
向かっていくんだけども
羅生門の

「下人の行方は誰も知らない」

って感じ。

 

ホストになるのか?とか思ったけど。

 

続編があるなら観てみたい。
あのあとどうなるのか。

 

あと素性不明のキャラが一人いて
最後まで明かされない。
そういうところも文学ぽい。

 

主題歌「そして僕は途方に暮れる」

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